お問い合わせ

妙福寺PRESS:妙福寺から日々のつぶやきやニュースをお届けします

妙福寺トップページ  >   妙福寺PRESS  >  妙福寺あれこれ  >  おのずからよこしまに降る雨はあらじ

妙福寺あれこれ

2024/11/01

おのずからよこしまに降る雨はあらじ

=生まれつきの悪人はいない=
 横殴りの雨が激しく窓を打ち付けると、うるさかったり、不安を覚えます。雨は本来まっすぐ下に落ちるはずが、風というきっかけ(縁)を得て、窓を打ち付けるのです。
  人間も同じです。生活苦などが原因で罪を犯す人。欲に目がくらんで誰かを騙す人や冷静な判断ができなくなった人。言葉などで誰かを傷つける人。本来まっすぐなはずの人間ですが、環境によってねじまげられ、自分を裏切り、誰かを苦しめたりします。
 すべての人は悪意を持たず、まっすぐな心で誕生してきました。「いのち」を授かった原点に返り、誰もが本来の自分らしく幸せに生きられるように、善が連鎖する世の中を築いていきましょう。その起点となるのが、すべての存在に感謝と敬いの心を示す「いのちに合掌」なのです。
 
 
日蓮聖人ご遺文
   『三澤御房御返事』
 日蓮聖人身延ご入山の翌年、駿河の三澤房に宛てた手紙。僅か数行の文章ですがたくさんの信徒が佐渡から日蓮聖人を訪ね、お釈迦さまの大事な教えを聴聞している様子が伺えます。
文永12年(1275)54歳

妙福寺あれこれComments(0)

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

*

code

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

次の記事へ

バックナンバー

RSS Feed

Twitter

D5CB023A-7D31-4E44-B0C1-521F506CD42D

妙福寺おすすめ本

『昔話の深層』

河合隼雄

レビューを読む