お問い合わせ

妙福寺PRESS:妙福寺から日々のつぶやきやニュースをお届けします

妙福寺トップページ  >   妙福寺PRESS  >  妙福寺あれこれ  >  AI時代に大切なこと

妙福寺あれこれ

2017/02/02

AI時代に大切なこと

「ドラえも〜ん助けてよ〜。書くことが思い浮かばないよ〜。」
じゃじゃじゃじゃ〜ん。「どこでもゴーストライター」
 
世代じゃない人は分かりづらいかもしれませんが、小さい頃からドラえもんは私のヒーローでした。
 
今まで何度、ドラえもんが側にいてくれれば・・・と切望したことか。
昔は夢物語だと諦めていましたが、昨今のテクノロジーの進化を見ていますと少し期待してしまいます。
 
昨年はAIやIoTなどテクノロジー関連のワードで巷が賑わっていました。
AIが未来を変える、AIが人の仕事を奪う、人工知能は敵か、などなど賛否両論あります。
楽観的に捉えている私は、AIの理想形として、ドラえもんのような猫型ロボットだと嬉しいなと考えています。
引用:http://www.fujitsu.com/jp/solutions/business-technology/ai/ai-zinrai/
 
感情もあり、自分で善悪を判断し、叱咤激励するし、怠けたりもする、そんなドラえもんを生み出すには、まだまだ超えなければならない壁は沢山あると思いますが、不可能ではないと期待しています。
 
しかし、テクノロジーが新しいステージに躍進する今、少しとどまり、そこと向き合い熟考する時間も大切だと感じます。
 
マイクロソフト共同創始者ビル・ゲイツは「ビル・ゲイツ未来を語る」の中でこう述べています。
『コンピュータはけっして魔法の万能薬ではない。(中略)テクノロジーを利用する場合二つの原則がある。第一原則は、「効率的な事業に自動化を導入すれば、より効率がよくなる」。第二原則は、「非効率的な事業に自動化を導入すれば、より効率が悪くなる」。』
つまりテクノロジー自体は無力であるし、良し悪しはない。しかし既存の力を増幅させる力はあるという事だと思います。
何か社会の為にやりたい事がある人がテクノロジーを手に入れれば、その力は増幅され、より大きな力が社会に働きます。一方、何も意図しない人がなんとなくテクノロジーを使えば、時間の無駄使いの方向へ力が増幅されます。
テクノロジーは増幅機であって、その使う人の意図を強力に後押しするものです。
 
テクノロジーの進化に目が奪われそうな今日、私たちは一度その意味を捉え直して「人そのもののアップグレード」をする必要があると思います。
 
将来ドラえもんと仲良く暮らしていく為には、私たちの心をアップグレードし、適切な方向へ力を働かせられる事が大切です。
 
私たちの心が常に調えられていれば、未来もきっと平穏で調った世界が待っているはずです。
取り急ぎ私は「暗記パン」をお願いする予定ですが。
 

妙福寺あれこれComments(0)

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

*

code

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

バックナンバー

RSS Feed

Twitter

D5CB023A-7D31-4E44-B0C1-521F506CD42D

妙福寺おすすめ本

『昔話の深層』

河合隼雄

レビューを読む