ご位牌はスマホ、あの世はクラウド!?
若いお坊さんが語る、生きるための本気の仏教。
葬式仏教から、今を生きるために役立つ仏教へ――。
新たな布教の形を模索する仏教界では、若手僧侶たちの活躍がめざましい。活動の拠点を地域に置き、伝統を重んじながら、ネットを通じた人生相談、被災地支援のためのボランティア活動、仏教をより身近に感じてもらうための講座・講演など、「よりよく生きる仏教」を広めるため、さまざまな布教に取り組む若手僧侶による座談会。教義の基本、死への向き合い方、仏教界の抱える課題についてやわらかな発想、ユニークなアプローチで考える一冊。
死んだら人はどこへ行くのか、人はどこまで自由なのか、ユニークな発想で仏教を語る。
第1章 日本人と仏教、知っているつもり?
日本の仏教はいま/「とりあえず仏教」「なんとなく仏教」/無作、無所有と托鉢の関係/お寺と檀家さん、どっちが強い?
第2章 死んだら人はどこへ行くのか
死は苦しみなのか、苦しみと離れることなのか/「本気で仏教」なら、戒名は生前に/浄土と日本人の死生観/魂はどこにいるのか
第3章 人はどこまで自由に生きられるのか
不倫を仏教から考えると/噓の効用/中道という考え方/僧侶の徳はどこから生まれるのか
第4章 お寺とお坊さんはどうなるのか
お寺が地域の縁側に/幸福の尺度/負の連鎖と慈悲怒り
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