『昔話の深層』
河合隼雄
妙福寺トップページ > 妙福寺PRESS > 妙福寺あれこれ > 今月の聖語(平成23年11月)
2011/11/01
『木絵二像開眼之事』/
文永10年(1273年 52歳)
仏像は、ただ手を合わせるだけで、理由は分からなくとも癒されます。それは三十二相といって、独特な髪型や眼差し、額の印に象徴される三十二項目の姿の決まりが表現されているからです。
しかし、仏の声だけは書けませんし、作れません。そこで聖人は、その像に経典を供えれば三十二相が備わり、欠けたるところのない仏像になると説明されています。
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