『昔話の深層』
河合隼雄
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2015/08/25
本日は、兵庫県にある「関西学院高等部宗教部」の皆様が研修旅行の一環という事で、わざわざ千葉の当山までお越し頂きました。
宗教部の今年度のテーマは「人は宗教に何を求めるか」とのこと。
昨年度は「神道とキリスト教の研究比較」が研究テーマで、その研究の中で、日本人の宗教離れや若者の宗教離れの話を聞き、閉鎖する神社の現状を知る中で、また一方では未だに多くの人々が宗教を信じ大切にしているという事実もある。
「これは一体どういう事なのか」「人々は宗教に何を求めているのだろう」と、
この問いの答えを見つけるべく、本年度は当山と湯島天神を訪問するという流れになったとの事でした。
高校生達の宗教に対する真摯な気持ち、態度に胸を打たれつつ、自分が出せる精一杯の返答をさせて頂きました。
様々な問いに答えながら、今、自分が関わっている「寺子屋ブッダ」「まちのお寺の学校」が本当に未来の仏教界に何らかの影響を与えるものだろう、と確信を持った日でもありました。
関西学院高等部宗教部のみなさま。
本日はご遠方よりお越し頂き有難う御座いました。
私も良い学びがあった事、心より感謝致します。
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